アメフレモグラ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.38
アメフレモグラ
雨類
体長は約3000m
特徴
常に背中の上で雨が降っている生き物。そのため背中には、『背藻(せも)』と呼ばれる水草の一種が生えている。背藻が背中だけでなく、顔付近まで生息範囲を広げることを『背藻垂れ(せもたれ)』という。背藻垂れ状態になると、土に潜り、背藻を剥がす。
山として
その高さから山としても考えられており、登山家からは『動く山』や『モグラ富士』などと呼ばれている。頂上部分では、常に雨が降っており、背藻も生えているので滑りやすい。その対策として、安全靴の『すいません、倒すのやめてもらえますか?』を履いておくと、転倒防止になる。
その他
千葉県の遊園地『別にいいランド』にあるアトラクション『リクライニングマウンテン』は、アメフレモグラの形をモチーフにして作られている。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
パズルウッシー(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.37
パズルウッシー
玩具類
体長は約170cm
特徴
体がジグソーパズルのようになっている生き物。食用の場合、部位の色ごとに名称が違う。一般的に、オレンジ色はロース、緑色はヒレ、黄色はハラミ、ピンクはモモ、水色はサーロイン、赤色はシャトーブリアンと呼ばれる。シャトーブリアンは、一頭から1ピースしかとれない。白色の部分は、食用外である。
ワンカラーウッシー
遺伝子操作によって人為的に作られたパズルウッシー。全てのピースが一色に統一されており、全色赤色のパズルウッシーは『シャトーブリアンパズルウッシー』と呼ばれ、高値で売買されている。
しかし一方では、『パズルウッシーは、カラフルだからこそパズルウッシーなのであって、パズルウッシーの本来の美味しさを感じるためには、カラフルであるべきだ』という批判的な意見もある。
カリフォルニア州では、白色の部分を食べると州法違反となり、着ている服をビリビリに破かれる。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
カギナクティモ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.36
カギナクティモ
怪奇機械類
体長は約1m
特徴
胴体に鍵穴があり、シッポには鍵を持っている。頭の側面には、鍵が落下した音のみ聞こえる『キー耳』がある。胴体の中では子供を育てている。鍵を使ってイモムシなどを捕まえて、鍵穴を通してエサとして子供に与える。子供はある程度大きくなると、自分の鍵を使って親の体から出てくる。人間が胴体の中に入ろうとすると、鼻の穴をほじられる。
たすけてKey社
カギナクティモのみが働いている鍵屋。素早い解決と丁寧な対応をすることで有名で、ドラマ『私のココロの右心室は、ずっと閉じたままのプレシャスメモリー』の海城明久(主人公)が勤める会社のモデルにもなった。その海城の決め台詞「カギは持ってないぜ、non,non」は、2009年の旬語大賞に選ばれた。
その他
カギナクティモが落とした鍵を交番に届けると、イモムシの一割が貰える。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
タテッショ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.35
タテッショ
アウアウ類
体長は約90cm
特徴
尾ビレが人間の脚のようになっている生き物。普段は、その尾ビレを使って海を泳いでいるが、筋肉の付き方や骨格からして、陸上を歩いているのではないかと考えられている。しかし人間が見ている、もしくはカメラを設置している時には、歩く姿を見せない。だがしかし、陸上を歩いている可能性は否定できない。
南極タテッショ観測隊
南極に基地を設置し、タテッショが歩く姿を観測するための部隊。1785年から観測を開始しているが、現在までに一度も歩いている姿を捉えられていない。そのせいで、初期の頃にあった観測に対する執念もなくなり、最近では基地内で相撲大会を開催するばかりである。
妄育TVの『アウアウ兄さんと遊ぼッ!』のアウアウ兄さん(着ぐるみ)は、タテッショをモデルに作られている。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
ブリッジコゾウ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.34
ブリッジコゾウ
コゾウ類
体長は約90cm
特徴
仰向けの状態で背中を反らせたブリッジの姿勢で、常に移動する生き物。下半身を前方にして進むので、前方確認のために顔をちょくちょく上げる。その際に、口を尖らせることがある。それは『幼児性チュパチュパ反応』と呼ばれ、母親の温もりを渇望している時に行う。
織磨根巣留子(おまねするこ)ちゃん
1890年代にブリッジコゾウのモノマネでブレイクした子役タレント。そのモノマネのクオリティは非常に高く、専門家でも区別がつかなかったほどである。特に話題になったのが、1896年放送の『猫印食堂連邦提供・マネマネ英治アワー』内での、ブリッジコゾウと3ヶ月間共同生活をする企画である。共同生活をしている間、一度も人間だと気付かれなかった姿は、日本中を感動させた。現在の彼女は、タレントのシアワセ英治さんと結婚し、芸能界からは引退している。
その他
『コゾウラジオ体操第3』内に、ブリッジコゾウのポーズをとりながら背伸びの運動があったが、体を痛める危険があるので排除された。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
テモチウマ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.33
テモチウマ
哺乳類
体長は約150cm
特徴
胴体から人間の手のようなものが生えている。それを『自由のツカミ』と呼ぶ。その『自由のツカミ』で首を持っている。この『自由のツカミ』を活かして360度見渡すことが出来る。仲間同士だと、首を入れ替えることでコミュニケーションがとれる。
ツカ民族
テモチウマの首と自由のツカミを模した仮面を、被る風習がある民族。その仮面は『マジツカミ』と呼ばれ、生き物を食べる前には必ず被り舞い踊る。この行為により、生き物たちへの感謝とビッグマネーをつかみたい願望を表現している。
その他
お台場にある『自由のツカミ像』は、ニューヨークにある『自由のマジツカミ像』をモデルに作られている。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
カヌワタリ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.32
カヌワタリ
鳥類
体長は約70cm
特徴
下半身がカヌーのようになっている鳥。翼で漕いで川を下りながら、クチバシで魚を捕る。滝から落下するときに翼を羽ばたかせるが、飛べるわけでもなく、さらに落下速度にも全く影響しない。
激流カヌワタリ
激流の川で、カヌーに乗った人間とカヌワタリが速さを競うスポーツのこと。参加人数は、人間50人とカヌワタリ50羽までである。歴代優勝者は、以下の通りである。
開催年 優勝者
2010年 岸部源流(人間)
2011年 沢渡クダル(人間)
2012年 鳥庭勝(人間)
2013年 トッピー(カヌワタリ)
2014年 カワスケ(カヌワタリ)
2015年 トッピー(カヌワタリ)
2016年 カヌエモン(カヌワタリ)
2017年 ヒトヨリモ(カヌワタリ)
近年カヌワタリの優勝が続いていることに対し、激流人間協会の会長・鳥庭勝氏は、「最近人間が負けているのは、カヌワタリがルールを覚えてきているからだ」と述べている。
その他
風呂用玩具『ぷかぷかトッピー』は、カヌワタリをモデルに作られている。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。