ゴースパイダー(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.17
ゴースパイダー
変虫類
体長は約10cm
特徴
お尻の先端に針のようなものがあり、そこから糸やオバケを放出させる。放出された直後のオバケは、2cmほどの小さいものだが、時間が経つにつれて人間ほどの大きさになる。そのオバケを使って人間を驚かし、落とさせた財布に糸を垂らし、紙幣を抜き取り食べる。
蜘蛛ヶ村伝説
奈良県蜘蛛ヶ村(現・みらい精進タウン)に伝わる怪奇話。
とある貧しい男が、墓地で食べ物を探していると、美しい女性と出会う。その女性は男を可哀想に
思ったのか、お金を差し出した。男はそのお金を受け取り、すぐさま蕎麦屋に駆け込んだ。久々の蕎麦を食べ終えてお金を支払おうとした瞬間、何かに引っ張られるかのようにお金が消えてしまう。それから男は、蕎麦屋でタダ働きをさせられるが、やがてその腕が認められ、蕎麦屋として独り立ちし成功する。その後、男の店にあの時の女性が訪れる。男は感謝を述べるが、女性は一言「私の意図ではありません」とささやくのであった。
この話に出てくる女性は、おそらくゴースパイダーが出したオバケがモデルだと思われる。
その他
最新の紙幣は、イトミング加工されているので、ゴースパイダーに奪われる心配はない。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。