シャドポン(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.55
シャドポン
はてな類
体長は約10cm
特徴
積み木やコンクリートブロックの欠片のような形をした生き物。形状は個体によってバラバラで、硬さは強く握れば固く、弱く握れば柔らかくなるという性質をもっている。そして一番の特徴は、本体は全く動かず、影を自由自在に動かして生活するという点である。食事・睡眠・交尾・排泄といった、あらゆる行動を影がおこない、本体はただただ微笑むのみである。
シャドポン住宅
家を建築する際に、建築材料の中に誤ってシャドポンが混入してしまった住宅。住民にとっての被害は、『食べ物が勝手に食べられる』・『部屋の中に排泄される』・『新たなシャドポンが産まれ、生活スペースが狭くなる』・『電気をつけても暗い』・『幼児の誤飲』などがある。もし自宅がシャドポン住宅かもしれないと思った場合は、お生活おセンターに相談するっきゃない。
その他
シャドポンを背中に乗せて寝ると、腰痛が緩和するというのはデマである。
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。