創造気流

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サメザシ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.65


サメザシ
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貫かれ類

体長は約2m





特徴

尾から口にかけて、体を銛(もり)に貫かれているような生き物。実際は銛(もり)ではなく『銛(カネベロ)』と呼ばれる舌である。銛(カネベロ)は、銛(もり)のように魚を刺して捕まえることが出来る。しかし、銛(カネベロ)は銛(もり)のように獲物を引っ掛ける“かえし”のような部分が無いので、わりとすぐに逃げられる。逆に、銛(カネベロ)にあって銛(もり)に無い要素は、銛(カネベロ)の先端からは醤油が出るという点だ。これは魚を美味しく食べるためである。これらの特徴から『銛(もり)は銛(カネベロ)より強し、銛(カネベロ)は銛(もり)より旨し』という言葉が出来た。





カネベロ丼

海鮮丼に銛(カネベロ)をぶっ刺した料理。元々は、サメザシの切り身を食べる時だけのやり方だったが、今では様々な海鮮にぶっ刺すだけでなく、スイーツやドリンクといった、丼の枠を超えたモノにまでぶっ刺すようになってきている。中には、銛(カネベロ)だけをチュパチュパと吸う猛者もいる。そういった銛(カネベロ)をこよなく愛する者を『銛人(カネベラー)』と呼ぶ。






その他

エターナル神話には、太陽を司る『銛神(カネベラー)』という神がいるが、上記の銛人(カネベラー)とは全く関係がない。








※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。