コテセンガメ（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.69

コテセンガメ

線類

体長は約60cm

特徴

甲羅に螺旋状のコードが巻き付いている生き物。そのコードに、襲ってきた鳥が引っかかる。やがてその鳥が衰弱したら、コードから振るい落として補食する。この補食方法を『コード・ヤバス』という。人間に対しては、何故か嫌悪感を抱いているようで、隙あらばコードで足を引っ掛けて転ばそうとしてくる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

固定電話との関係性

コテセンガメのコードは、固定電話の本体と受話器を繋ぐコードとして利用されている。そのため固定電話の普及とともに、コテセンガメの捕獲が頻繁に行われていた。しかし現在は、携帯電話およびスマートフォンの普及により、固定電話の生産が減少している。その結果、捕獲されなくなったコテセンガメが増殖を続け、街中にまで生息範囲を広げてきている。もし街中でコテセンガメを見つけた場合は、すぐさまキノコを食べ、軽快なジャンプで踏みつけると、しばらく動かなくなるので、その間に役所に届けるべきである。そうすることで、役所から美味しい桃が貰える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

読者モデルの“とぅとぅるりんこ”が、コテセンガメのコードを使ったファッションを流行らせようとしているが、誰も興味すら抱いていない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。