ムゲンゲム（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.72

ムゲンゲム

8類

体長は約8mm

特徴

2つの球体が繋がったような形の生き物。片方の球体が活動している時、もう片方の球体は完全睡眠状態にある。そして、活動していた球体の寿命が尽きると、睡眠状態であった方へ、エネルギー・血液・記憶・顔・思想が受け継がれる。しばらくすると、寿命が尽きた方が復活し、完全睡眠状態になる。これら一連を繰り返すことで、永遠に生きることができる。しかし２つの球体を同時に潰されると復活できない。

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ムゲンゲム細胞計画

ムゲンゲムを細胞化し、人間の体内に取り込み、永遠の命を手に入れようとした計画。日本異能大学の栗林教授らによるプロジェクトチームが、2004年にマウスを使った実験で、永遠の命を手に入れたマウス（エターナルマウス）を作り出すことに成功。2006年に、栗林教授の体を使った人体実験を開始。2008年に、永遠の命を手に入れた栗林教授（エターナル栗林）を作り出すことに成功。2011年にエターナル栗林が離婚。同年、ノーベル賞を受賞。2014年にエターナル栗林が体に違和感を覚える。2017年にエターナル栗林が、日本異能大学の屋上で以下のように叫んだ。

『みんなに言っておきたいことがありまーす！私はエターナル栗林じゃなくて、ただの栗林でーす！実験には成功してませーん！今まで隠し続けてきたことが、すごくストレスでしたー！ノーベル賞は返還しまーす！』

この事件以降、ムゲンゲム細胞化計画は行われていない。

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その他

エターナル神話に出てくる魔物『8』は、ムゲンゲムがモデルになっていると考えられている。

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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。