ハマリタイヤ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.76
ハマリタイヤ
特殊二輪類
体長は約2m
特徴
前足と後ろ足の間にタイヤがぴったりハマる生き物。タイヤをハメていない状態だと、時速30cmほどたが、タイヤをハメた状態だと、時速560kmまで出せる。なので人間がタイヤを生み出す前までは『スロー野郎』と様々な生き物から嘲笑の対象にされてきた。しかしタイヤが誕生してからは、手のひらを返して『高速っすね』と崇拝されるようになった。
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自家用ハマリタイヤ
個人が所有しているハマリタイヤ。一般的なサイズだと4~5人まで乗れる。運転は一番首元に近い人が、口頭で指示を出せば目的地まで運んでくれる。注意点は、速度を500km/h以上出しても、乗っている人間の体感では、12km/hほどに感じてしまうので『飛ばせ!飛ばせ!』と煽ると、ロクな結果を生まない。さらに、ハマリタイヤにヘルメットを着用されないと、野生の血が騒ぎ、ロクな結果を生まない。
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その他
ハマリタイヤ愛好家の中では、ハマリタイヤの背中と同じ素材のソファに座り、ワインを嗜むことが粋だと考えられている。
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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。