プッシュ・ザ・ヘッド(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.90
プッシュ・ザ・ヘッド
押す押す類
体長は約10cm
特徴
頭に突起があり、それを使ってエレベーターのボタンを押す生き物。人間がボタンを押した後は、必ずプッシュ・ザ・ヘッドが押すので、絶対に人間→プッシュ・ザ・ヘッド→人間という順番で押されていることになる。突起部分の先端には、除菌&抗菌作用があり、さらに興福寺の匂いも醸し出している。
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プッシュ・ザ・ヘッド・ガール
エレベーターに乗務し、プッシュ・ザ・ヘッドにエサを与えたり、暇つぶしとしてボタンを押してあげたりする仕事の女性のこと。通称『PHG』や『プガ』と呼ばれる。昭和中期までは、ほとんどの商業施設で働く姿を見かけたが、現在では皆無である。自称プッシュ・ザ・ヘッド・ガールを名乗る者もいるが、そんなものはただの戯れ言である。
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その他
プッシュ・ザ・ヘッドの顔をずっと見ていると、『1時間』が『53分』のように感じられる。
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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。