クロックック(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.189
クロックック
鳥類
体長は約60cm
特徴
時間を教えてくれる生き物。何時か尋ねたら、体を揺らす回数で、時間を教えてくれる。(例:3回揺らせば3時)もし細かい時間が知りたい場合は、スマホや時計を見るべきである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ときどり』
古典落語の演目のひとつ。クロックックに時間を尋ねるが、回数を数え間違って、仕事に遅刻してしまう男の滑稽話である。クロックックの揺れる真似をいかに忠実にやるかが本作の醍醐味であり、一番の見せ場だと言われる。さらに、『クロックックの揺れ方とテルテル坊主の揺れ方では、確実に差異があり、それを表現してこそ落語である』と主張する者もいる。しかし12代目チョコラ亭ノミ松は、本作の醍醐味を“男の遅刻の言い訳”にあると位置付けており、毎回ノミ松自身が本当に遅刻してきて、その時の実際の言い訳を述べるのが定番になっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その他
クロックックを連続で言い続けていると、そのうち『ククククク』と言ってしまう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。