キシャムシ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.251
キシャムシ
芋虫類
体長は約5cm
特徴
汽車と同じスピードで走れる生き物。でもキシャムシ自身は、もう少しゆっくり進みたいと思っている。しかし、その思いは、身体の構造が許してくれず、どうしても速く走ってしまう。そんな気持ちと身体のズレが、顔を哀しく歪ませる。
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こうそく キシャムシ
1969年に出版された幼児向けの絵本。キシャムシが、リンゴや梨を食べるたびに、どんどんスピードが上がっていき、最終的には光の速度を超え、可視できなくなる、といった内容。いわゆる仕掛け絵本で、後半になるにつれて、ページがめくりやすくなっており、それでキシャムシのスピードを表現している。そのため最終ページは、自動的にめくれ、しかも超高速なので、ほぼ刃である。
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その他
アフリカの一部の民族には、キシャムシを食べる文化があり、彼らの脚力は、全員金メダリスト並みと言われている。
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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。