創造気流

架空のことを書いていきます。

ミートボーラー(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.25


ミートボーラー
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ボール類

体長は約3cm




特徴

食卓の上などにミートボールを放置していると、寄ってきてミートボールの上に乗っかる。ただただ乗っかるだけで、食べることはしない。パセリの匂いが苦手。




ゴミート食感発売所事件

2016年5月3日に起きたミートボーラー混入事件。ゴミート食感発売所の商品『ミートボール転がしませんか?』内に3匹のミートボーラーが混入しており、購入者がその写真をSNS上に公開したことで、事件が発覚した。しかし、その購入者がミートボーラーをペットとして飼い始めたので、大きな騒動にはならなかった。




その他

お弁当のミートボールの上に、チーズや海苔で作ったミートボーラーを乗っける通称『ボーラー弁』が、北関東周辺で流行っている。





※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

ナベデモアール(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.24


ナベデモアール
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調理器具類

体長は約50cm




特徴

寸胴鍋のような体をしており、何かしらの液体が入っている。さらに本来は取っ手がついている部分にも、小さな鍋のようなものがあり、そこは目である。体の前面には、穴が2つ空いているが、液体は絶対こぼれない。この現象を『表面張力の裏面』という。




黒こげ魔術

ナベデモアールの体は料理に使われることが多いが、料理が下手な人が使用すると、図らずも黒こげ魔術になってしまう。よくあるパターンとしては、塩と間違えて黒トガケを入れたり、牛肉と間違えて鬼の奥歯を入れたり、白味噌と間違えて赤味噌を入れたりしてしまう。その状態で長時間煮込んでしまうと、身長12m体重900kg厚さ5mmの悪魔を召喚してしまう。





その他

右目の部分にはポン酢を入れ、左目の部分にはゴマだれを入れ、胴体部分でしゃぶしゃぶをする、通称『巨大ひとりしゃぶしゃぶ』というものがある。






※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

テントセントキリン(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.23


テントセントキリン
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首族

体長は約5m




特徴

長い首があるが、伸縮自在で短くも出来る。3つ目があり、周囲355度まで見渡せる。足は10本あり、どんか時でも等間隔の歩幅で進む。首からお尻にかけて、点と線を繋いだような模様があるが、これを見た生き物は、必ず点の端から端までを目で追ってしまう。その間に逃げたり、逆に襲いかかったりする。




10セントバッグ

ヘルメッチ社ブランドのバッグ。テントセントキリンの模様が描かれている事と、わずか10セントで販売されている事が特徴。ヘルメッチ社の創業者メッチ・ヘル氏曰く、「テントセントキリンのように社員一同が足並みを揃えて進んでいきたい」という願いを込めて作ったらしいが、2009年に社員による横領や工場の爆破などによって、ヘルメッチ社は経営破綻した。現在10セントバッグは、メッチ・ヘル氏のガレージでしか購入出来ない。




その他

小説家や脚本家などが、伏線がちゃんと繋がっているかを何度も確認する作業を『テセキ』と呼ぶ。これはテントセントキリンが由来の言葉である。





※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

カエシタ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.22


カエシタ
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両生類

体長は約15cm





特徴

大きく厚い舌をもっており、常に口の外に出している。その舌から芳醇な香りを漂わせて、虫をおびき寄せる。舌の上には、小さな穴が空いており、近づいてきた虫を吸い込むことが出来る。舌の中には、舌底空洞(ぜっていくうどう)と呼ばれる空間があり、そこで虫の飼育、繁殖、消化、吸収を行う。




カエシタステーキ

カエシタの舌は、非常に柔らかくジューシーなので、ステーキとして食べられることが多い。ただし調理が行えるのは、虫除去ライセンス保持者のみである。もしライセンスを持っていない者が調理を行うと、懲役3年または罰金2億円を課せられる罪となる。





その他

以下の早口言葉としても有名。

『カエシタ帰さず、カエシタ返したから、カエシタ金(かね)に変えて、帰ってきたからお疲れっしたー』







※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

スネマイル(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.21


スネマイル
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爬虫類

体長は約25cm




特徴

身の危険を感じると、『笑顔器官』と呼ばれるものを口から出す。それによって相手を朗らかな気持ちにさせ、その隙に逃げる。笑顔器官には、本体とは別に年齢があり、本体が1歳になると、笑顔器官は15歳になる。笑顔器官の効力は、歳を取れば取るほど高まり、200歳を越えると、もはや口から出さずして朗らかにさせる事が出来る。




笑顔器官体操

舌の上に生クリームで顔を描き、それを崩さないようにグルグル回す美容運動。小顔効果があるとされ、女性の間で流行している。しかし結局、生クリームをたくさん食べてしまい、太ってしまう人も多く存在した。その対策として笑顔器官体操用のゼロカロリー生クリームが開発され、それもまたブームとなっている。



その他

笑顔器官Tシャツは、世界で32番目の売り上げ枚数をほこっているが、様々な団体から抗議を受け、現在では路地裏でしか販売できない規則になっている。








※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

ニクサショクリュウ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.20


ニクサショクリュウ
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爬虫類

体長は約5m



特徴

2本の首をもち、それぞれが肉食と草食に分かれている。なので、趣向がそれぞれ違うのだが、基本的に主導権は肉食側が握っている。肉食側がやりたいことをやり、行きたい場所へ行く。そんな生活を送っているが、肉食側が寝ている隙に、草食側がたまに頭に噛みつくことがある。





ニクサ・フレンド

肉食系の人間と草食系の人間による友達関係。肉食系側かリードして、物事を押し進めていくことだけを目的としており、それ以上のことは求めていない。異性間の場合は、金銭が発生することがある。




その他

観光地などに、ニクサショクリュウの等身大の顔ハメパネルがあるが、基本的に高すぎて顔を入れられない。








※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

コケコロッコロー(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.19


コケコロッコロー
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鳥類

体長は約50cm





特徴

足が車輪になっており、回転させて進む。時速はおよそ3km。危険を感じると、車輪をジェット噴射装置に変えるが、飛ぶことは出来ず、その場で立ち尽くす。頭には、産まれた時に入っていた卵のカケラを被っている。空腹時には、それをチビチビと食べる事がある。




コケ輪(こけりん)

コケコロッコローに人間が乗っかって競われる競争競技、及びその着順を予想する賭博の事。ゆったりとしたペースで走るので、ゆったりとした気持ちで見ることが出来る。有名な競争コケコロッコローは、『コケサンホワイト』、『タマゴキャップ』、『ディープ・イン・タンパク質』などが挙げられる。




その他

FONDAXのバイク『スーパーコケC100』の車輪は、コケコロッコローの車輪をモチーフに作られたものである。





※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。