創造気流

架空のことを書いていきます。

ツボツボッター(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.201


ツボツボッター
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壺類

体長は約50cm



特徴

壺が自我を持ち、変化した生き物。元々は普通の壺なのだが、『この壺、顔みたいで面白いw』と人間に思われた直後に、落下すると自我が芽生える。その後、中身の水を脚に変化させ、移動し始める。その姿を『歩くんかい!』とツッコまれると、自我が消え、元の壺に戻る。


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カッパの枕営業部・高橋タバスコ

お笑いコンビ『カッパの枕営業部』のツッコミ担当。幼少期から芸人に憧れており、小学3年生の頃には、すでにネタを2000那由多個も作っていた。その当時は、主にボケ担当であったが、ツボツボッターの存在を知ってからは、『歩くんかい!』のツッコミばかりを繰り返す少年と化した。そのおかげで、今ではどんな芸人よりも速く、『歩くんかい!』を放てるようになった。そして、その卓越した技術に感化され、相方であるダルダル松下も、『歩くんかい!』を引き出すためのボケを量産できる超絶マシンとなった。なので、世間からは『最強ワンパターン芸人』と呼ばれている。(本人談)


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その他

カナダでは、ツボツボッターに触ると、“足が速くなる”と考えられている。

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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

ホーバリー(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.200


ホーバリー
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頬張り類

体長は約30cm


特徴

食べ物を一気に口の中に詰め込む生き物。食べ物を見つけたら、何が何でも口に詰め込みたくなる性質がある。余裕の表情で、より多くの食べ物を詰め込めるオスがモテると考えられている。

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詰め込め!頬張り王決定戦

無駄TV系列で年2回放送されているバラエティ特番。どれだけ口の中に食べ物を詰め込めるかを競う内容で、途中で吹き出したり、飲み込んでしまった時点で敗北となる。初期の頃は、ホーバリーだけで競っていたが、2014年からは、人間軍とホーバリー軍の団体戦となっている。これまでの戦歴は以下の通りである。


開催年     勝者     競技内容

2014年(春) ホーバリー軍  寿司
2014年(冬) 人間軍     カレー
2015年(春) ホーバリー軍  焼き鳥
2015年(秋) 人間軍     蕎麦
2016年(春) 人間軍     親子丼
2016年(秋) 人間軍     もつ鍋
2017年(春) ホーバリー軍  ピザ
2017年(冬) ホーバリー軍  リンゴ


一部の視聴者の間では、『ホーバリーは、お箸やスプーンを使うのが苦手なのではないか?』という噂がある。

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その他

女優・江我尾ヨイ子は、バラエティ番組に出演する度に、ホーバリーの顔マネをしては、スベリ倒すという奇行を繰り返している。


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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

マスクハドウシ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.199


マスクハドウシ
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仮面類

体長は約50cm


特徴

仮面を付けた生き物。素顔や普段の行動は、全くの不明である。ただし、同じような仮面を付けた者の前にだけは現れ、一瞬会釈だけをして、すぐに煙のように消えてしまう。


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真理と静寂の仮面舞踏会

毎年アメリカの東部で開催されている祭り。マスクハドウシの仮面と同じような仮面を付けて、マスクハドウシを呼び寄せる。そしてお互いに会釈をする。その後、マスクハドウシが消えたら、仮面を外して、また付ける。そして再びマスクハドウシを呼び寄せる。この一連の動きを何百人も人間が、何回も繰り返し行うのだが、この祭り中は、一言も喋ってはいけない。もし喋った場合、その者は『スピークマン』に改名しないといけない。


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その他

マスクハドウシの絵を自宅に飾っていると、空き巣に狙われなくなる。


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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

ユキマルリンコ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.198


ユキマルリンコ
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雪類

体長は約30cm


特徴

雪に包まれた形の生き物。夏でも雪は溶けず、冷たさを保っている。冬になると、雪の中を転がり、巨大な雪の塊となる。

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スノービズ

日本の夏期に行われる環境対策を目的とした衣服の軽量化キャンペーン。スーパー環境省の取り組みで、『ノーネクタイ・ノージャケット』での出社、および職場にユキマルリンコの持ち込みを許可するように呼び掛けた。その結果、冷房の使用を控えるようにはなったが、衣服の軽量化に歯止めが利かなくなり、上半身裸の者や、ユキマルリンコで局部だけを隠す者が出没し始めた。そうして、涼しさに飢えた野人どもにより、日本経済が一時的に麻痺してしまったのが、2003年の8月のことであった。


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その他

ユキマルリンコを見ていると、骨折の治りが早い。


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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

エッグラーマシン(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.197


エッグラーマシン
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卵類

体長は約2m



特徴

卵料理を産み出す生き物。顔の周りにドーナツ状の水槽があり、その中でぐるぐると卵が回っている。1日に1個、その卵を産み出すのだが、体外に出た時には、既に調理済みである。料理内容は、その日の気分で決まり、目玉焼きやスクランブルエッグ、親子丼やエッグベネディクトなど、卵を使用した料理なら何でも出来る。



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タマゴ食べ食べ革命店

エッグラーマシンの産みたて料理専門店。店内に100機以上のエッグラーマシンが飼育されており、いつでも美味しい卵料理が食べられるというコンセプトで、人気を集めていた。しかし、オーナー側のエッグラーマシンへの待遇が悪かったために、ストライキを起こされ、店内が『毒入り卵』まみれにされてしまった。さらに、暴徒化したエッグラーマシンによって、オーナーはオムライスのように包まれてしまい、そのことが原因で、経営破綻となった。



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その他

エッグラーマシンの姿をモチーフにして作られた『ライナー性の当たり専用の捕球技術を向上させるの練習マシン』という野球器具がある。

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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

プリケッチュウ(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.196


プリケッチュウ
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お尻類

体長は約10cm



特徴

お尻を見せつけてくる生き物。自分のお尻に絶対の自信を持っており、どんな生き物であっても、虜にならない生き物は居ないと自負している。その気持ちを表現するように、お尻を強調した踊りを見せつけてくる。しかし実際は、興味をもって見てくれる生き物は、限りなくゼロに近い。


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エゲツナオール注入液

負田製薬の痔の薬。プリケッチュウの痔を治すというCMで、一躍有名になった。痔が治る瞬間、プリケッチュウが恍惚の表情で叫ぶ『あぁ~やめてぇ~いや、やめないでぇ~』というセリフが流行語となった。特に小学生の間では、大ブームとなり、一部の学校では、禁止令が出されることもあった。


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その他

女優の尾尻屍(おしり・しかばね)は、毎年ハロウィンでプリケッチュウの仮装をして、SNSで大量の『いいね!』を貰っている。


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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

キゾーサン(パラレル生物図鑑)

パラレル生物図鑑No.195


キゾーサン
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植物哺乳類

体長は約1m



特徴

胴体が木のような生き物。出来るだけ“木”に見えるように、動けるが動かないでいる。そうやって木に成りすます事で、他の生き物を驚かして、楽しんでいる。1日のうちで1番リアクションが良かった生き物には、鼻の先で実った果実をプレゼントする。その果実は、『見た目リンゴで、匂いはレモン、味はちょっぴりサーターアンダーギー』と言われている。


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森のホラーダンジョン・パーク

カリフォルニア州にある巨大お化け屋敷。8万平方メートルの森林を、丸ごと全てお化け屋敷にしており、さらに多様な仕掛けが施されているため、出口まで最速でも19時間40分は掛かると言われている。しかも食べ物の持ち込みが禁止されているので、空腹との闘いも強いられる。そんな恐怖と疲労と空腹を、唯一紛らわしてくれる物が、キゾーサンの果実である。食道を通る沖縄の風が、生きる希望を与え、歩みを出口に向かわせるのである。


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その他

キゾーサンの絵を飾ると、少し食費が抑えられる。


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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。