タッチーハイ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.226
タッチーハイ
両生類
体長は約50cm
特徴
ハイタッチをしてくる生き物。人間を見つけたら、兎にも角にもハイタッチをしたくなる特性がある。ハイタッチをされた人間は、まるで逆転満塁ホームランを打ったかのような気分になる。しかしすぐに、逆転満塁ホームランを打ってない現実に気が付き、落胆する。
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ベースボールであるからしてッ!!
基地村球麻呂(きちむら・たままろ)による野球漫画作品。最終回に、主人公である石田が、逆転満塁ホームランを打って、日本一になるのだが、その際に、全てのキャラクターがタッチーハイとして描かれた。石田も監督もチームメイトも観客もベースもボールもスタジアムも、全てタッチーハイになるという異様な結末に、読者からは『意味不明!』『読者を冒涜している!』『?』『金返せ!』『こんな漫画、ヤギでも食わんぞ!』『宇宙の真理を見ました』などの意見が寄せられた。
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その他
タッチーハイの手相には、覇王線がある。
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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。
ガンセッキー(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.225
ガンセッキー
岩石類
体長は約2m
特徴
全身が岩石の生き物。所々に小さな石が付着しているが、その中に『おかき』も紛れている。そのおかきは、通称『歯砕き菓子』と呼ばれ、世界三大鋼鉄珍味の1つに選ばれるほどの硬さがある。
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歯立派じいさん
日本の昔話。大筋は以下のとおり。
あるところに、とても歯が頑丈な爺さんがいた。その爺さんは、とにかく硬い物を食べるのが好きで、鶏は骨まで食べるし、タコは壺ごと食べるし、瓦に醤油を塗って食べることもあった。その姿を見た鬼が、『これは食えんだろう』と歯砕き菓子を、爺さんに食べさした。すると、あまりの硬さに爺さんの歯が砕けてしまった。しかし、爺さんは歯砕き菓子を歯の代わりにして、歯砕き菓子を食べることに成功。ついでに、鬼も食べた。
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その他
俳優の岩本洞窟と声優の関村隕石は、元々『ガンセッキー』というお笑いコンビを組んでいた。
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セアセア(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.224
セアセア
汗類
体長は約80cm
特徴
汗っかきな生き物。汗の中には『穂刈りスウェット』という成分が含まれているので、セアセアの汗が掛かった稲穂は、穂刈りされた状態となる。
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早稲田慶應鎌次郎(わせだけいおう・かまじろう)
世界初のセアセアの調教に成功した人物。セアセアの汗を効率的に分泌させ、効率的に散布させ、効率的に稲穂の収穫を行えるような方法(鎌次郎メソッド)を確立した。その鎌次郎メソッドにより、腰痛で悩む者が激減するといった、いわゆる農業界の労働革命(鎌次郎革命)が起きた。しかしその一方で、鎌メーカーの売り上げも激減してしまった。これにより、鎌次郎と鎌メーカーとの対立(鎌鎌戦争)が生まれてしまった。その後、その対立は鎌次郎の父・鎌太郎が和解させた(鎌鎌鎌の鎮静化)。
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その他
ブラジルのアツカッタンダネー湖は、セアセアの汗で出来た湖である。
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プカウキ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.223
プカウキ
浮き輪類
体長は約1m
特徴
浮き輪を生き物にさせる生き物。プカウキが身に付けた浮き輪は、自動的に生き物となり、目と口、そしてヒレができる。その生き物と化した浮き輪が泳いでくれるので、プカウキは労せず大海を知れる。
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浮間舟渡波衛門(うきまふなど・なみえもん)
世界初のプカウキの調教に成功した人物。プカウキに浮き輪を提供する代わりに、漁をしてくるように教えこんだ。この方法により波衛門は、どんな漁師よりも魚を捕れるようになった。現在では、この方法は『プ漁』と呼ばれ、プロアマ問わず用いられている。この現状に対して波衛門は、『魚を捕らずに、特許を取っておけば良かった』と嘆いている。
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その他
プカウキをイメージすると、水に対する苦手意識が軽減する。
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キョテキョアシ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.222
キョテキョアシ
手足類
体長は約500m
特徴
異空間から手足のみを現実世界に出現させる生き物。異空間内では、聖人ばりの清らかな存在として崇められているが、現実世界では、手足を駆使し、建物の破壊や下着泥棒などを行っている。
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デジャラ ~破壊の遺伝子~
現実世界におけるキョテキョアシの凶暴性を、異空間の生き物たちに伝えるために製作された映画作品。映画監督の濡須磨麗子(ぬすま・れいこ)が、お気に入りの勝負下着を盗まれたことがキッカケで作られた。そのため、監督の憎悪が多量に含まれてしまい、かなりバイオレンスな内容となってしまった。その結果、R18指定となり、18歳未満しかいない異空間では、誰も観ることはなかった。
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その他
キョテキョアシの肌は、もち肌である。
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オオグッチィ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.221
オオグッチィ
口類
体長は約40cm
特徴
ほぼ口だけの生き物。常に『百獣の王になる!』や『魔界騎士団長になる!』と、ほざいている。しかし実際には、誰とも戦わず、捕食もせず、ただただ霧を食べるのみである。
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バケピース
切裂弱郎(きりさき・じゃくろう)による少年漫画作品。オオグッチィの『クチマル』が主人公の物語。クチマルは、父親と同じ『化け物キング』を夢見ていたが、周囲からは馬鹿にされていた。しかし、ある日『ヤバめの霧』を食べたことにより、口から権力者を吐き出せるようになった。その力を使って、他を圧倒し、化け物キングへの夢を一歩ずつ叶えてゆくのであった。
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その他
オオグッチィの息の臭いは、菜種油の臭いそのものである。
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アマタメ(パラレル生物図鑑)
パラレル生物図鑑No.220
アマタメ
目類
体長は約80cm
特徴
数多くの眼球を操る生き物。魔界から召還した眼球を世界中に配置し、全ての生き物の動向を見守る。もし困っている生き物がいれば、眼球を通じてアドバイスをおくる。
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電脳カルビ
アマタメの眼球ネットワークのハッキングに成功した人物。本名は金毘優太(こんぴ・ゆうた)。元々は、イタズラ目的で眼球ネットワークに忍び込んだのだが、アマタメの『イタズラ良くないよ!』というアドバイスで改心し、今ではアマタメと協力し、世界アドバイス団体を創設した。この事により、これまで以上に良質なアドバイスが出来るようになり、世界が少し鮮やかさを増した。
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その他
アマタメの眼球を直接触ると、静電気が発生する。
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※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。