セドリッペ（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.86

セドリッペ

鳥類頼り類

体長は約1m

特徴

背中に袋があり、そこで鳥を飼っている生き物。自力では空を飛ぶことは出来ないが、背中の鳥に頼めば、少しは浮くことができ、飛んでいる気分を味わうという習性がある。通常、背中の鳥は1匹なのだが、稀に1000匹以上飼っているものもおり、その鳥たちを使って大気圏を超えることもある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セドリッペ・エアライド

セドリッペのコスプレをして、背中には鳥に見立てたドローンを何台もくっつけて、少しだけ浮くというスポーツ。あまり楽しくはないが、しばらくやっているうちに、ドローンの音が岩に染み入り、だんだん頭が空っぽになっていき、『無』の状態へとたどり着ける。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

セドリッペの顔を思い浮かべると、小さな悩み事なら気にならなくなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

グラウザー（空想遊戯）

空想遊戯No.6

グラウザー

ジャンル　シューティングゲーム

開発元　銀河系デバッグカンパニー

キャッチコピー　『重力で上を目指せ！』

あらすじ

　宇宙を舞台に争いを続けてきた漆黒軍と純白軍。純白軍の総攻撃により漆黒軍は壊滅したかと思われたが－－－

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キャラクター

グラウザー

漆黒軍で唯一生き残った戦闘機。高性能重力弾を放ち、相手を撃墜させる。全方位ジェットシステムも搭載しているので、縦横無尽に動ける。純白軍側からは『重力のウザイ奴』と呼ばれている。

シレイザー

純白軍の戦闘機。総司令官ハトが愛用している。巨大な機体で動きは遅いが、誘導レーザー砲や爆裂奇天烈連射砲など、攻撃面に特化している。漆黒軍側からは『純白のデカイ奴』と呼ばれている。　　

カオシカ

純白軍の兵器。人の顔を模しており、目からレーザー砲や口から発火性前歯弾を放つ。

宇宙戦艦カマボコ

白い機体に赤いシールドが張られている純白軍の兵器。シールドはどんな攻撃も跳ね返すが、機体下部は故障しており、木の板で補強されているのでシールドがない。

ヨクイル

純白軍の量産型の兵器。プログラムされた一定の動きしかしない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユーザーの声

『シレイザーが強すぎるぅぅぅ』

『面白いのに周りでやってる人がいない･･･』

『↑一緒にやりませんか？』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この遊戯は、空想している間でのみ遊ぶことができます。

モザウサA

パラレル生物図鑑No.85

モザウサA

仮名類

体長は約125cm～135cm

特徴

目にモザイクのかかった姿をした生き物。他の生き物が手を出さないような中毒性のある草を食べる。その草を食べた直後は、幻覚を見たり、何の脈略もなく仲間を殴ったりする。しばらくすると猛省し、謝罪の弁を述べる。しかし、残酷な遺伝子のせいで、再び同じ過ちを繰り返してしまう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

モザウサAハッピークラブ

モザウサAを幸せにしてあげようとする保護団体。ニンジンやレタスの美味しさを力説し、中毒性のある草を食べないように促す取り組みをしている。その取り組みのおかげで、モザウサAをペットとして飼ってくれる人も増えてきている。あぁハッピー、ハッピー☆

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

モザウサAの抜け毛で作ったダウンジャケットは、どんな寒さも凌げる優れモノである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

テンジョージョー（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.84

テンジョージョー

怪奇機械類

体長は約1m

特徴

天井を地面だと思って、張り付いている生き物。なので、他の生き物たちのことを風変わりな連中だと思っている。どうやって天井に張り付いているかというと、足の先端の『歩けボール』という器官があるからである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テンジョージョーマン

アメリカのコミックス『テンジョージョーマン』に登場する架空のヒーロー。ストーリーは、主人公のジョーが何者かに改造され、テンジョージョーのような姿に変えられてはしまうが、稀代の脳天気っぷりを発揮し、悪の組織と“なんとなく”戦うという物語である。以下は主なキャラクターの一覧である。

・ジョー

　物語の主人公。隔世遺伝で受け継いだ脳天気で、どんなことがあっても気にとめない。テンジョージョーの姿になった後は、天井に張り付けるようになった。

・Xトム
　
　ジョーを改造した男。どことなく友達のトムに似ているが、名前が違うから別人だろうとジョーは思っている。

・メアリー

　ジョーの彼女。顔がカッコイイからジョーと付き合っていたが、テンジョージョーに変わってからは、トムと付き合い始めた。

・シリアスファーザー

　悪の組織のボス。ジョーの父親で、ジョーの脳天気さを改めさせようと躍起になっている。ジョーがプレゼントした仮面をつけているので、ジョーには父親だとバレていない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

千葉県にある『ハリツキわっしょい江戸川』は、テンジョージョーみたいに天井に張り付くことができる施設である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

バリューン（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.83

バリューン

爬虫類

体長は約1m

特徴

尻尾が風船の生き物。普段尻尾の風船は、しぼんだ状態だが、微笑むと膨らみ、大笑いすると破裂する。膨らんでいる状態だと、片足が浮く程度の浮力が得られる。破裂してしまうと、ひどく悲しみに暮れる。周りの仲間たちに励まされると、風船が復活する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バリューン的心理現象

成功したとしても大して喜ばしい事でもないのに、失敗した時に激しく落ち込んでしまう心理現象。この現象に見舞われないようにするためには、『公然で口笛を吹く』・『幼児を笑かす』・『電柱と背比べ』・『喧嘩口調で円周率を叫ぶ』・『いなり寿司を水槽で飼育する』などをすることで対処できる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

バリューンの破裂した風船の欠片を集めて作ったアートを『ワレタアート』と呼ぶ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

オサマッティン（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.82

オサマッティン

くるっと類

体長は約2m

特徴

尻尾を丸めることで、体をスッポリと包み込む生き物。どういう時に包み込むかというと、好きな異性が目の前に現れた時である。その時に、その異性に向かって転がれるか、はたまた別の方向に転がってしまうかは、地面の傾斜次第である。無事に好きな異性の所までたどり着いた場合、そのまま即交尾となる。もし別の方向に転がってしまって、その先に違う異性に出会った場合も、即交尾となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オサマッティン転がり祭り

飼っているオサマッティンを坂道から転がしてタイムを競う、スペインの一年に一度の祭り。ゴール地点には、毎回タレントのMCコロゲリータがオサマッティンのコスプレをして、包み込む形へと促す。その時に観客が『コロゲリータ！私と結婚して！』と叫び、それに対してコロゲリータが『あぁいいとも。ただしキミが転がってくれたらね☆』と返すが、そのやりとりを花火の音がかき消してしまうのが毎年の恒例である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

オサマッティンと同じ形をした座布団に座っていると、痔にならない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。

テマパ（パラレル生物図鑑）

パラレル生物図鑑No.81

テマパ

被り類

体長は約30cm

特徴

人間の頭に被さる生き物。被らされた人間は、テーマパークを訪れた時のような高揚感と非日常感を味わえる。そのような俗に言う『テーマパーク感』は、テマパを脱ぐまでは一生続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレミアム・テマパデー

月末の金曜日に限っては、テマパを被って出勤しても良いという政策。テマパを被ることによって、作業効率が大幅にダウンするが、そのダウンしたことを誰も気に留めないというメリットがある。さらに消費活動も促すことにも繋がり、普段は絶対に絶対に買わないような物でも、衝動に押し流されて買うようになる。このことにより、本来なら破棄されるような商品が売れるという『高揚感の波及効果』も生まれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その他

友達が集まり、みんなでテマパを被りパーティーを開くことを『テマパ』と呼ぶ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※この図鑑の内容は、パラレルワールドに行った際に、ご活用ください。